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Illustration work introduction ②

2017年1月号からフリーペーパー月刊すかっとの占いコーナーの記事の依頼を受け、記事とイラストも書く事になった。

西洋占星術での12星座ではわかりやすいけれど、東洋占いをメインとするならばと思い、24節気で占いの記事を書こうと思い、イラストをこのようにした。亀や鹿などは季節による占いの象意を描いたもので、占いに詳しい者でもわかりにくい為にボツになったイラストであり、現在このイラストはオフィシャルサイトやブログ、自社のチラシやフライヤーに使用している。

24節気

【小寒の生まれ】
2016年11月作成

小寒というのは24節気の1月5日か6日かから始まる暦の名である。
1月21日からは大寒となる。
一か月に二つに季節が別れ、一年を通して24分割される。
それが24節気である。
【立春の生まれ】
2016年11月作成

立春は言葉の通り春の始まりである。
大体、2月3日か4日あたりから始まる。一年の始まりはこの立春からであり、本来は1月までは前年で2月の節入りから今年である。
【啓蟄の生まれ】
2016年11月作成

啓蟄というのは3月5日6日あたりに始まる。
クラゲにしたのは生き物が生殖するにあたり盛んになるので、その象意に含まれるものになったのを覚えている。クラゲが出やすい時期なのかもしれないが其処は覚えていない。
【清明の生まれ】
2016年11月作成

清明は四月である。
四月というのは東洋占いでもとても重要な時期である。このイラストはとにかく春のイメージを描きたかった。清らかで明るいという四月はとても素敵だと思う。
【立夏の生まれ】
2016年11月作成

夏が始まる立夏は5月5日や6日あたりからはじまります。気温が21度以上あがりやすいこの時期に生き物が動きだし、草木は目を出し花を咲かせます。
【芒種の生まれ】
2016年11月作成

芒種は6月です。なぜライオンの絵にしたかともうしますと、夏至の象意に獅子があり、また、一般的にはいろまっていませんが午月は星曼荼羅ではしし座にあたるのでライオンの絵にしました。この記憶は覚えています。
【小暑の生まれ】
2016年11月作成

小暑は7月7日あたりにはじまります。大暑は7月23日あたりです。
暑い季節が本格的になり、雨は梅雨が明けると夕立が多くなります。蛙の絵にしたのは時期もあるのですが他に意味があったような気がしたのですが忘れました。
【立秋の生まれ】
2016年11月作成

8月を働きアリにしたのは象意に蟻があったからです。たしかこの果実も8月の象意があるので描いた記憶があります。イギリスのウィッチクラフトの本に書かれてあったシンボルでの象意だったような気がします。さだかではないです。
【白露の生まれ】
2016年11月作成

白露の時期のイラストは単純に酉月からにしました。鳥なので鶏というよりは雄の雉の顔にしました。当時住んでいた場所の近くに雉が出没するのでとても興味があったのが記憶にあります。
【寒露の生まれ】
2016年11月作成

寒露も単純に戌から取りまして狼を描きました。月見の時期だったので月を描いた方が良いかと思い当時から数年前に自分で撮影した月を加工し背景にしました。
【立冬の生まれ】
2016年11月作成
立冬は象意をしらべてもあまり出てこないので冬の魚のイメージにしました。ただ忘れているだけでもしかしたら西洋占星術の魚座を星曼荼羅で当てはめたのかもしれません。亥というのは蔵干分野では[戊甲壬]となりまして壬が強いので流れのある水を描いたのかもしれません。
【大雪の生まれ】
2016年11月作成

12月のイメージでクリスマスのような感じになってますが、多分これはクマだったのか、いや、サーカスのようなパレードが頭に浮かんだのか。ちょっと記憶があいまいですが、この絵にも12月大雪の時期の象意で描いた記憶があります。